この記事では、「忘れないように」と「肝に銘じる」の違いを分かりやすく説明していきます。
「忘れないように」とは?
「忘れないように」は「わすれないように」と読みます。
「忘れないように」は、「覚えていたことが、思い出せないということがないようにする」という意味があります。
記憶がなくなってしまわないよう、心掛けるような場面で、「忘れないように」という言葉を使うことができます。
「肝に銘じる」とは?
「肝に銘じる」は「きもにめいじる」と読みます。
「肝に銘じる」は、「心に強く刻み付けて忘れない」という意味があります。
例えば、ある言葉を聞いた時に、その言葉を心に強く刻み付けようとするとき、「肝に銘じる」という言葉を使うことができます。
「忘れないように」と「肝に銘じる」の違い
「忘れないように」と「肝に銘じる」の違いを、分かりやすく解説します。
「忘れないように」は、「覚えていたことが、思い出せないということがないようにする」という意味があります。
一方で「肝に銘じる」は、「心に強く刻み付けて忘れない」という意味があります。
どちらも、「覚えていたことを、思い出せないということをなくす」という共通の意味があります。
しかし「肝に銘じる」という言葉の方が、より必死さがあり、絶対に記憶から消したくないという切実さを感じるという違いがあります。
「忘れないように」の例文
・『この美しい風景を、忘れないようにしたい』
・『都会に行っても、私たちのことを忘れないように願う』
「肝に銘じる」の例文
・『恩師から送られた言葉を、肝に銘じる』
・『失敗から学んだことを、肝に銘じる』
まとめ
「忘れないように」と「肝に銘じる」という2つの言葉の違いについてみてきました。
2つの言葉は似た意味を持つ言葉ですが、「肝に銘じる」の方がより、必死さがあるという違いがあることが分かりました。
2つの言葉の違いを知ることで、きちんと使いわけることができるのではないでしょうか。