「備え付け」と「備品」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「備え付け」と「備品」の違いとは?違い

この記事では、「備え付け」「備品」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「備え付け」とは?

すでに固定されて部屋にある備品を「備え付け」【そなえつけ】といいます。

旅館には壁に取り付けられたタオル掛けやドライヤーといったものから、椅子や机、服を収納するクローゼットは容易に外へ出せないそこに「備え付けられているものになるわけです。

使い方としては、「部屋に備え付けの暖房機」といえば部屋を暖めるために1年中ずっとそこにある家電製品となります。


「備品」とは?

仕事する上で使う備え付けられている物を指すのが「備品」【びひん】です。

シュレッダーやレジ、プリンターといった必ず必要になるものを指します。

毎日のように、何度も繰り返し同じ作業ができるように使うものであり、本体の形や用途が長きに渡り変わらないものを指すのです。

主に、会社や店で使うもので、購入時の取得価格が10万円するもので、使える年数が1年以上になります。


「備え付け」と「備品」の違い

「備え付け」「備品」の違いを、分かりやすく解説します。

部屋を利用する客が目的を持って使い、固定された物を「備え付け」といいます。

椅子や机、照明、テレビなどはその旅館の部屋に最初から置いてあり、外には持ち出せません。

また、「太陽光パネルを備え付けた」と固定して使う物を指す場合もあります。

もう一方の「備品」は毎日会社で使う物品を指し、使用年数が1年以上は使えて、10万円する物であるのが条件です。

「備え付け」の例文

・『1ヶ月借りる賃貸物件には家電製品が備え付けられていた』
・『近所の図書館に話題の本が何冊も備え付けられた』

「備品」の例文

・『職場にある備品の代表的なものに棚が挙げられる』
・『大事な備品の電子機器を壊してしまい、弁償した』

まとめ

「備」を使っていますが、場所を決めてずっと置いて使う物か、取得価格や耐久で決められているかに違いがあります。

どのような物を指すか調べて、比較してみるといいでしょう。

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