この記事では、「みりん」と「砂糖」の違いを分かりやすく説明していきます。
「みりん」とは?
「みりん」は漢字で表すと「味醂」です。
日本を代表する調味料のひとつで、和食の調理には欠かせないものです。
アルコール分を含み甘みがあるみりんは、照り焼き、煮物などの調理で使用されます。
「砂糖」とは?
「砂糖」は甘みのある調味料で、世界各国で消費されています。
料理や菓子類、またはコーヒーや紅茶などの飲み物と、砂糖は様々なものに使われています。
しかしカロリーも高いので、大量に摂取すると健康への悪影響もあります。
「みりん」と「砂糖」の違い
「みりん」と「砂糖」の違いを、分かりやすく解説します。
「みりん」はもち米、米麹、焼酎または醸造アルコールを原料とし熟成して作られます。
「砂糖」の原料はテンサイやサトウキビなどの植物で、これら植物のエキスを煮詰め遠心分離機にかけて結晶にするという方法で作られます。
また味ですがみりんは砂糖よりもまろやかな口当たりですが、砂糖は直接的な甘さがあります。
またアルコール分を含むのがみりんですが、砂糖はアルコール分を含みません。
「みりん」の例文
・『海外ではみりんが手に入らないので他のもので代用しました』
・『みりんを入れるのを忘れたから味がちょっと物足りない』
「砂糖」の例文
・『彼女はダイエットしているから砂糖の摂取量を最低限に抑えているようだ』
・『塩と砂糖を間違えて入れてしまったので、残念だけれどこのクッキーは食べられない』
まとめ
「みりん」と「砂糖」はどちらも甘みがある調味料です。
また「本みりん」と「みりん風調味料」というものがありますが、「本みりん」は熟成して作られ、アルコール分が14パーセント前後なのに対して、「みりん風調味料」みりんと同じような味になるように調合されたものでアルコール分は1パーセント前後となっています。
またみりんがないときには「お酒」と「砂糖」で代用するという手もあるので覚えておいてください。