「仕掛ける」と「乗り掛かる」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「仕掛ける」と「乗り掛かる」の違いとは?違い

この記事では、「仕掛ける」「乗り掛かる」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「仕掛ける」とは?

こちら側から相手に罠をはめることを「仕掛ける」【しかける】といいます。

「罠を仕掛ける」といって、まんまと自分の考えたもので相手を会社から追放されるようにするのです。

反対に、相手をわざと刺激して、やる気を引き出すために働きかける場面でも使われています。

このように、わざとこちら側から動いては相手を刺激するといった状況で使うわけです。


「乗り掛かる」とは?

体を上から乗せて寄りかかることを「乗り掛かる」【のりかかる】といいます。

例えば、逃亡犯がバスに乗り掛かったときを見計らって捕まえるのです。

また、暴れる者を大人しくさせるためにも、「上に乗りかかって手足を押さえる」といった方法を選びます。

他には「相手の提案に乗り掛かる」といって、うまく良いと思う考え方に乗ると自分もいい方向に突き進めるのです。


「仕掛ける」と「乗り掛かる」の違い

ここでは「仕掛ける」「乗り掛かる」の違いを、分かりやすく解説します。

あえて相手のやる気を引き出すため罠を掛ける動作を「仕掛ける」といいます。

まんまと罠にはまり、相手が乗ってきたところで話を進めて良い関係性を築くのです。

もう一方の「乗り掛かる」は、人が体をもたせる行動であったり、乗り物に乗るその動きを指します。

また、乗り物に今乗ろうとしている人の動きを静止させて、捕まえるといった場面でも使われている言葉です。

「仕掛ける」の例文

・『問題解決のため起爆装置を仕掛けることにした』
・『わざと敵対関係にある企業に喧嘩を仕掛ける』

「乗り掛かる」の例文

・『万引き犯が車に乗り掛かる瞬間に腕を捕まえた』
・『話に乗り掛かったら絶対に後戻りはできない』

まとめ

わざと罠にはめるか、乗り物に乗る相手を狙って引き戻すといった行動により使い分ける言葉を取り上げました。

どのような状況でどう使うかに目を向けて、使い分けてみましょう。

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