「キジムナー」と「ぶながや」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「キジムナー」と「ぶながや」の違いとは?違い

この記事では、「キジムナー」「ぶながや」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「キジムナー」とは?

沖縄に住むマジムンという妖怪にはガジュマルの木に住む精霊がいて、その名を「キジムナー」といいます。

琉球村に生息する「キジムナー」の心はとても澄み切っていて純粋です。

なかでもKIM(キム)という赤いふんどしにでべそ、足は大きく、髪の毛は真っ赤な火を意味する妖怪はワープする際に笛を吹き、人間の心の中に入り込みます。

また、宇宙人を見る目を持ち、大人を驚かせる怪力を持つ彼等は漫画家の水木しげる氏の作品に登場する琉球村のシンボルです。


「ぶながや」とは?

沖縄本島の川や森といった場所を好んで住むのが「ぶながや」です。

沖縄本島の北部にある山原「やんばる」に住み、緑でできたふんどしを身に付け、赤く、長い髪の毛を持つ精霊で、自然をこよなく愛してやまない村民の一人になります。

彼の髪の毛が赤い理由には、火をたくみに扱える妖精であり、全身がオレンジ色であるのも、ぶながや火をうまく扱える精霊のためです。

目が覚めるような色は元気な象徴でもあり、外敵から身を守る保護色としての役目もあります。

精霊でありながら、やんちゃで小さなターザンのような印象のシンボルです。


「キジムナー」と「ぶながや」の違い

「キジムナー」「ぶながや」の違いを、分かりやすく説明していきます。

角のように大きな耳が生えていて、頭には葉でできた冠をはめているKIM(キム)が属する妖精類を「キジムナー」といいます。

沖縄の琉球村に聳え立つガジュマルの木に住む彼は、赤い髪の毛にそれぞれ危険をいち早く察知できる能力があり、純粋な心を持つ琉球村の村民として生きているのです。

もう一方の「ぶながや」は河童に似た見た目の妖精で、沖縄の北部にある大宜味村【おおぎみむら】に住み、自然が大好きな全身オレンジのやんちゃな少年になります。

まとめ

村の顔ともいえる2つの精霊をご紹介しました。

髪の毛の色以外に、住む場所や特技、存在する意味などに違いがありますので、役場やキャラクターを紹介するサイトで比較してみるといいでしょう。

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