「どん底」と「この世の終わり」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「どん底」と「この世の終わり」の違いとは?違い

この記事では、「どん底」「この世の終わり」の違いを分かりやすく説明していきます。

「どん底」とは?

いちばん下の底という意味です。

また、物事の最悪・最低の状態という意味もあります。

例えば、「貧乏のどん底に落ちた」「人生のどん底にいる」というように使います。

この言葉は、自分や他人の状況が非常に悪く、これ以上悪くなることはないと感じるときに使います。


「この世の終わり」とは?

世界が滅亡することという意味です。

また、自分の人生が終わることや、非常に困難な状況に陥ることという意味もあります。

例えば、「この世の終わりのような恐怖を感じた」「この世の終わりみたいなことになったらどうしよう」というように使います。

この言葉は、自分や他人の状況が非常に危機的で、回復する見込みがないと感じるときに使います。


「どん底」と「この世の終わり」の違い

「どん底」「この世の終わり」の違いを、分かりやすく解説します。

「どん底」「この世の終わり」は、どちらも物事の最悪・最低の状態を表す言葉ですが、ニュアンスが異なります。

「どん底」は、いちばん下の底という意味で、これ以上悪くなることはないという感じがします。

その一方で、「この世の終わり」は、世界が滅びるという意味で、絶望的で救いのない状況を表します。

「どん底」の例文

・『このチームは、昨年はどん底だったが、今年は見事に復活した』
・『今はどん底だけど、必ず立ち直ると信じている』

「この世の終わり」の例文

・『コロナウイルスの流行によって、世界はこの世の終わりに近づいているのではないかと不安になる』
・『彼女に振られたとき、彼はまるでこの世の終わりのように思った』

まとめ

「どん底」「この世の終わり」は、どちらも物事の最悪・最低の状態を表す言葉ですが、ニュアンスに違いがあります。

「どん底」は、いちばん下の底という意味で、自分の状況がこれ以上悪くならないと感じるときに使います。

その一方で、「この世の終わり」は、世界が滅亡するという意味で、自分の状況が非常に絶望的で、回復の見込みがないと感じるときに使います。

それぞれの言葉を正しく使い分けるように注意しましょう。

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