この記事では、「搭載」と「載積」の違いを分かりやすく説明していきます。
「搭載」とは?
船舶・車両・航空機などに物を積み入れることや、器械類や自動車などにある機能を入れることを意味します。
例えば、「ミサイルを搭載した原子力潜水艦」や「カメラ機能を搭載した携帯電話」などがあります。
積み入れる場合は、物を次々と重ねる場合もありますが、船や車などに荷物をのせるという意味になります。
入れる場合は、外側にあるものを内側に移動させることや、その一部としてある機能を組み込むことになります。
「載積」とは?
物を積みのせることを意味します。
特に、船舶や自動車などに積みのせることをいいます。
例えば、「積載可能な量が増えた」や「積載量は1トン」などがあります。
物を積みのせる場合は、中に入れて置くことだけでなく、船舶などの上に置くこともいいます。
「搭載」と「載積」の違い
「搭載」と「載積」の違いを、分かりやすく解説します。
「搭載」と「載積」の違いは、荷物を入れるという意味が似ていますが、「搭載」は外側にあるものを内側に移動させるか、あるいは機能を組み込むというニュアンスがありますが、「載積」は物を置くというシンプルな使い方をすることも可能です。
「搭載」の例文
・『新型の電気自動車はバッテリーの搭載量が増えました』
・『このスマートフォンは高性能なカメラを搭載しています』
「載積」の例文
・『この船はコンテナを載積して港に向かっています』
・『このトラックは最大5トンの荷物を載積することが可能です』
まとめ
「搭載」と「載積」は、どちらも荷物を輸送機器にのせることを意味する言葉ですが、少し違いがあります。
「搭載」は、船や車などの外側にあるものを内側に移動させることや、機器や自動車などにある機能を組み込むことを表します。
その一方で、「載積」は、船や車などに荷物を置くことを表します。
それぞれの言葉を正しく使い分けられるようにしましょう。