「かさむ」と「膨れ上かる」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「かさむ」と「膨れ上かる」の違いとは?違い

この記事では、「かさむ」「膨れ上がる」の違いを分かりやすく説明していきます。

「かさむ」とは?

かさむは、数量や分量、体積などが大きくなることや、他と比べて程度が勝っているという場合に使われています。

数量が多いことでは、大抵金銭に関して使われることが多く、「お金がかさむ」「出費がかさむ」などお金がかかってしまい大変というような、あまり良くない意味で使われています。


「膨れ上がる」とは?

膨れ上がるは、ふくれて盛り上がったり、大きくなったりする意味で使われています。

普通よりも大きくなっている様子をあらわす時に使われているので、とても大きいという意味があります。

モノや状態に対してだけでなく、夢が膨れ上がるというように、気持ちの表現でも使われています。


「かさむ」と「膨れ上がる」の違い

「かさむ」「膨れ上がる」の違いを、分かりやすく解説します。

かさむと膨れ上がるは、体積が大きくなるという点では共通して使われることもありますが、かさむに関しては主に分量や数量などで使われていることが多く、膨れ上がるとは少し違った印象を受けます。

膨れ上がるは、モノや状態だけでなく、気持ちの面も表現されるという点が、かさむとの違いです。

「かさむ」の例文

・『出張費や交際費などの経費がかさむ』
・『今年は受験の参考書を色々買わなければならないので出費がかさむだろう』

「膨れ上がる」の例文

・『親知らずを抜いた後、口がかなり腫れて膨れ上がってきた』
・『不安からネガティブな妄想がどんどん膨れ上がってしまった』

まとめ

「かさむ」「膨れ上がる」の違いをご説明しました。

かさむは、数量や分量に対して使われていることが多く、マイナスのイメージを持つ表現が多めです。

これに対して膨れ上がるは、モノ、状態や気持ちなど色々な場面で使われているので、それぞれの違いを理解したうえで、使い分けするようにしましょう。

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