自分の得意なことを表す言葉には「特技」や「おはこ」があります。
この記事では、「特技」と「おはこ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「特技」とは?
「特技」とは特別な技能を表す言葉であり、特に自信を持っているものを表す時に使います。
「特技」は主観的な自信を持っているものに対して使う言葉であり、面接ではこれをアピールすることも求められます。
「特技」は技術や能力、技芸など様々な種類があり、特殊な仕事や専門的な仕事に活かすことが可能です。
「特技」の類義語には「長所」や「取り柄」などがあります。
「おはこ」とは?
「おはこ」とは自分の中でも最も得意とする芸や技を表す言葉です。
「おはこ」は漢字で「十八番」と書くことが可能であり、読み方も「じゅうはちばん」と読むことも可能です。
「おはこ」は元々お家芸を表す意味の言葉であり、歌舞伎十八番の演目から作られた説があります。
これ以外にも「おはこ」は仏教における阿弥陀如来の修行や武士が身につけるべき武芸十八般から作られた説があります。
「おはこ」の漢字は「十八番」であり、数字を使った「18番」は間違いです。
「特技」と「おはこ」の違い
この2つはどちらも自分の得意なことを表す言葉です。
「おはこ」は最も得意とする芸や技を表す言葉であり、「特技」はこれ以外にも技術や能力を表す時にも使います。
「特技」の例文
・『彼の特技にはものまねがあり、どれも非常に似ていることから何回も笑わせてもらいました』
・『自分の特技が見つからないなと思っていましたが、読書だけはコツコツと続けているのが該当するかなと思います』
「おはこ」の例文
・『彼のおはこはフォークボールであり、メジャーリーグでも多くの三振を取りました』
・『この楽曲は彼女のおはこであり、冴えわたるボーカルと合わさってとても気持ちいい曲になりました』
まとめ
「特技」や「おはこ」は自分が得意とするものに対して使う言葉です。