この記事では、「忘年会」と「親睦会」の違いを分かりやすく説明していきます。
「忘年会」とは?
忘年会は、年末に開催される宴会のことで、お酒を飲んだり、食事を楽しみながら、その1年を振り返る会です。
昔から行われていた年末に行われる催し物のひとつで、鎌倉時代からあったとされています。
鎌倉時代は、年忘れという会が実施されていて、これが忘年会のはじまりと言われています。
ただし、当時は現在のような意味の忘年会ではなかったため、現在のような形に変化したのはのちの時代です。
忘年会の文化は、日本独特のものなので、海外では開催されていません。
「親睦会」とは?
親睦会は、企業や組織で開催される催し物で、企業や組織の関係性をより深めていくために行われています。
交流を深めるための会となっていて、食事やお酒を飲みながら行われることが多いです。
親睦会は、懇親会や懇談会と混同されがちですが、懇親会は、まだ関係性が浅い場合に行われるもので、懇談会は、テーマに対して話し合いの場を設ける際に開催されるものです。
親睦会は、ある程度仲は深まってきているけれど、さらに関係を深めていくという場合に開かれます。
「忘年会」と「親睦会」の違い
「忘年会」と「親睦会」の違いを、分かりやすく解説します。
忘年会は、年末に開催される行事となっていますが、親睦会は年末に開催されるとは決まっていません。
また、年に何回か開催されることもあります。
忘年会は、部署内で開催されたり、部署の垣根を超えて開催されるものがあると数回行われることもありますが、基本的に年末に1回程度です。
「忘年会」の例文
・『年末の忘年会の出席者を募った』
・『忘年会の出し物を考える』
「親睦会」の例文
・『懇親会で利用するお店を予約した』
・『懇親会の出席確認を行う』
まとめ
「忘年会」と「親睦会」の違いをお伝えしました。
忘年会は年末に行われる1年の振りかえりを行う会で、親睦会は、仲を深めていく会という違いがあります。
違いを理解して使いましょう。
