「以降」と「今後」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「以降」と「今後」の違いとは?違い

この記事では、「以降」「今後」の違いを分かりやすく説明していきます。

「以降」とは?

「以降」は、ある時からのちを意味します。

定められた日、時間、時期、事柄などを含め、その時からずっとが「以降」になります。

言い替えること、「その後」「以後」「以来」「直後」「先」などになります。

使い方は、14時以降や14日以降、となり、この場合は14時や14日を含めることとなります。

また、「以降」を使用する際には、過去にも未来にも使用することができます。

例えば、「先週の火曜日以降」「来週の火曜日以降」といった形で使用することができます。


「今後」とは?

「今後」「今から後」と書きます。

意味は、漢字の意味通りで今からのちを意味します。

今から後を意味するため、現在を含んだその後を意味する言葉になります。

言い替えること、「この先」「未来」「将来」「先のこと」などになります。

例えば、ビジネスシーンなどでよく用いられる「今後とも」「これからもずっと」といった意味になります。


「以降」と「今後」の違い

「以降」「今後」の違いを、分かりやすく解説します。

「以降」は、ある時からのちを意味し、定められた日、時間、時期、事柄などを含め、「その時からずっと」を指す言葉です。

一方、「今後」は今からのちを意味し現在を含んだその後を意味する言葉になります。

このように「以降」は、ある時からのちを指し、「今後」は現在を含んだその後を意味するといった違いがあります。

「以降」の例文

・『明日の午前中は会議があるため、13時以降にお願いしたいと相手に伝えた』
・『先月の10日以降、彼女は一度も登校していません』

「今後」の例文

・『受験に失敗した僕に父は、今後のことについてよく考えるようにと言いました』
・『今後同じことが起きないように十分に注意したいと思います』

まとめ

以上のような違いがある「以降」「今後」

使用用途にも違いがあるため適切に使い分ける必要があります。

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