この記事では、「中毒」と「依存癖」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「中毒」とは?
薬に依存して体が蝕まれていくことを「中毒」【ちゅうどく】といいます。
このようなところから1つのものに深くハマってやめられなくなる状態を指すわけです。
「ゲーム中毒」といえば、毎日のように遊び、頭の中が常に戦いのことでいっぱいになっている様子を表します。
また、恋愛にハマり、相手に依存して抜け出せなくなる様子を伝えられる言葉です。
「依存癖」とは?
本人はやめたいと思っているのに、欲を抑えきれないことを「依存癖」【いぞんへき】といいます。
慢性的な癖でもあり、長期に渡って人や物に依存してはやめられないのです。
例えば、甘い物ばかり食べてやめられないとか、アイドルに強く依存して喜ぶといった行為が癖になっている状態を指します。
このような癖は進行しやすく、放置すると自分の気持ちが制御出来なくなってしまうのです。
「中毒」と「依存癖」の違い
ここでは「中毒」と「依存癖」の違いを、分かりやすく解説します。
夢中になりすぎて体を壊したり、生活がうまくできない状態を「中毒」といいます。
とくに、「薬物中毒」といえば薬に依存して抜け出せなくなることを示すのです。
ここから恋愛やゲームに強くハマって時間を費やし、好きな人の存在を身近に感じていないと不安になってしまいます。
もう一方の「依存癖」は、存在を失うことが不安に感じるため依存してしまう行動を指す言葉です。
「中毒」の例文
・『恋愛中毒の姉は彼氏と離れているだけで悲しい顔する』
・『薬物中毒の彼は食事がまともにできず、ろれつが回らなくなった』
「依存癖」の例文
・『依存癖を持つ人は、寂しさを解消できずに抱えてしまう』
・『依存癖がある妹は彼を激しく求めて追ってしまう』
まとめ
普通の状態ではないさまを表す言葉ですが、どのような人に使えばより意味が通じるかを考えて使いこなしてみるのもいい勉強方法になるでしょう。
