じゃがいもの代表的な品種として「男爵」と「メークイン」があります。
2つの品種にはどのような違いがあるのでしょうか。
今回は、「男爵」と「メークイン」の違いを解説します。
「男爵」とは?
「男爵」とは、「日本で最も収穫量が多いじゃがいもの品種」です。
「男爵」の使い方
じゃがいもには多くの品種があり日本国内だけでも数十種類の品種が生産されています。
じゃがいもの品種の中で最も生産量が多い品種が「男爵」です。
見た目はゴツゴツしていて丸く、食感はホクホクとしています。
元々はアメリカで生まれた品種ですが実業家の川田龍吉によって日本に持ち込まれました。
「男爵」という品種名は川田龍吉が男爵の爵位を持っていたことに由来します。
「メークイン」とは?
「メークイン」とは、「日本で2番目に収穫量が多いじゃがいもの品種」です。
「メークイン」の使い方
細長い形でねっとりした食感が特徴のじゃがいもの品種です。
イギリスで誕生した品種で5月に最も美味しい時期を迎えることから5月の女王を意味する「メイクイーン(MayQueen)」と名付けられました。
「男爵」と「メークイン」の違い
「男爵」と「メークイン」の違いは「食感」です。
じゃがいもの食感は品種ごとにはっきりとした特徴があり大別するとほくほく系とねっとり系に分かれます。
ほくほく系の代表が「男爵」で、ねっとり系の代表が「メークイン」です。
味の良し悪しではなく食感の違いなので同じ料理でも「男爵」と「メークイン」では全く違った印象の料理になります。
見た目にも違いがあり男爵は球形に近い丸型で全体的にでこぼこしているのに対し「メークイン」は細長い楕円形で全体的につるりとしています。
まとめ
「男爵」と「メークイン」は同じじゃがいもでも食感が全く違います。
同じメニューを調理しても食感の違いにより全く異なる印象の料理に仕上がるのでそれぞれの特徴に合わせてうまく使い分けてください。