この記事では、「リハビリ」と「社会復帰」の違いを分かりやすく説明していきます。
「リハビリ」とは?
リハビリテーションを略してリハビリと呼んでいて、全部で5つのリハビリ分野があるとされています。
医学的リハビリ・職業リハビリ・社会リハビリ・教育リハビリ・リハビリ工学です。
医学的リハビリは、医療機関で行われるもので、心身の機能回復を目的とします。
職業リハビリは、障がいのある人が仕事に就くことができるようにサポートするものです。
社会リハビリは、豊かな社会参加を実現できるようにすること、教育リハビリは、生涯学習や社会教育なども含む幅広い意味での教育活動です。
リハビリ工学は、住まいや環境などのバリアフリー化などをさします。
このようにリハビリは幅広く使われています。
「社会復帰」とは?
社会復帰は、病気やけがをした人が、社会生活に復帰することで、再び仕事をして活動できるようになることをさします。
社会復帰するために行われるリハビリとして医学的リハビリや職業リハビリなどがあります。
「リハビリ」と「社会復帰」の違い
「リハビリ」と「社会復帰」の違いを、分かりやすく解説します。
リハビリは、社会復帰を目指すために行われるものもあります。
社会復帰は、リハビリにより再び社会で仕事をすることができるようになることです。
「リハビリ」の例文
・『当院では、慢性期の患者様のリハビリテーション体制を強化しています』
・『ケガで入院し、2週間のリハビリが必要となった 』
「社会復帰」の例文
・『施設に入り社会復帰を目指す』
・『社会復帰のため支援施設に通っている 』
まとめ
リハビリと社会復帰では、意味合いが異なります。
リハビリは、大きく5つの分野に分かれることから、それぞれの分野でも使われ方が違うと言えるでしょう。
社会復帰は、再び社会生活をおくることができるようになるものなので、リハビリとは異なります。
違いを理解しておきましょう。