「(介助型)車いす」と「(自走型)車いす」の違いとは?分かりやすく解釈

「(介助型)車いす」と「(自走型)車いす」の違いとは?違い

車いすには「(介助型)車いす」「(自走型)車いす」の2種類があります。

2つの車いすにはどのような違いがあるのでしょうか。

今回は、「(介助型)車いす」「(自走型)車いす」の違いを解説します。

「(介助型)車いす」とは?

「(介助型)車いす」とは、「歩行困難な人を乗せ介助者が押して運ぶ車いす」です。


「(介助型)車いす」の使い方

いすの両脇に大きな車輪が取り付けられた車いすは自力での歩行が困難な人のために作られた補助器具です。

車いすの中でも使用者はいすに腰掛けているだけで操作せず解除者が後ろから押して移動する車いすを「(介助型)車いす」といいます。


「(自走型)車いす」とは?

「(自走型)車いす」とは、「使用者が自ら漕いで移動できる車いす」です。

「(自走型)車いす」の使い方

車いすの利用者が自らの腕を使って車輪を操作し移動できるタイプの車いすを指します。

下半身に障害があり歩行は不可能でも上半身の動きに問題がなければ車いすの車輪を腕の力で動かすことで操作できます。

そのような使用者が自らの力で車輪を動かし操縦できるよう車輪にハンドリムと呼ばれる取っ手がついたタイプの車いすが「(自走型)車いす」です。

介助者に後ろから押してもらわなくても自走できるので使用者は一人で行動できます。

「(介助型)車いす」と「(自走型)車いす」の違い

「(介助型)車いす」「(自走型)車いす」の違いは「車輪を自力で漕げるか」です。

介助者に後ろから押してもらうことを前提に作られ使用者が自ら車輪を漕げるように作られていない車いすが「(介助型)車いす」で、使用者が自ら漕いで移動できるよう車輪にハンドリムを取り付けているのが「(自走型)車いす」という違いで区別されます。

「(介助型)車いす」は乗る人と押す人の2人で使う介助器具なのに対し「(自走型)車いす」は1人での使用を前提にしている、という違いもあります。

まとめ

「(介助型)車いす」「(自走型)車いす」は使用方法の違いで区別されます。

同じ車いすでも構造が異なるので違いを知っておきましょう。

違い
違い比較辞典