物事や建物などに入り込むことや突っ込むことを表す言葉には「突入」や「乱入」があります。
この記事では、「突入」と「乱入」の違いを分かりやすく説明していきます。
「突入」とは?
「突入」とは人や集団などが激しく突っ込むことや勢いを付けて侵入することを表す言葉です。
「突入」はこれ以外にも事態や状況が一転することや重大な状態になることを表す時にも使うことが可能です。
「突入」の類義語には「突撃」がありますが、こちらは相手や敵陣に向かって突っ込むことや勢いよく攻撃することを表します。
「乱入」とは?
「乱入」とは多くの人が勢いよく入ってくることや参加することを表す言葉です。
「乱入」は予想外のアクシデントによって発生するものや無理矢理入ろうとする時に起こるのが特徴であり、程度の大きなものは事故に繋がります。
「乱入」はスポーツの試合中に観客などが突然入り込む場合から、猫のような動物が侵入するなど色々な種類があります。
対戦ゲームにおける「乱入」は突然相手から勝負を申し込まれるシステムであり、アーケードゲームから最近ではオンラインゲームなどでもこのシステムによって世界中の人と対戦することが可能になりました。
「突入」と「乱入」の違い
「突入」は激しく突っ込むことを表す言葉であり、計画的に行われるものも存在します。
「乱入」は多くの人が勢いよく入ってくることを表す言葉であり、アクシデントやハプニングとして発生するのが特徴です。
「突入」の例文
・『マンションへの突入許可が出たので、特殊部隊は一気に侵入しました』
・『幼馴染の家に突入したところ、彼女と一緒にいたのが判明したので気まずくなりました』
「乱入」の例文
・『グラウンドに乱入した猫は無事に連れていかれました』
・『相手のプロレスラーが乱入してきたことから、試合は滅茶苦茶になりました』
まとめ
「突入」は激しく突っ込むことを表す言葉であり、「乱入」は多く人が勢いよく入ってくることを表す言葉です。