この記事では、「変わり者」と「奇人」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「変わり者」とは?
普通の感覚ではなく、どこか変わった発想したり、突拍子も無い行動する人を「変わり者」【かわりもの】といいます。
変わっている言動を見せることに喜びを持つところがあり、一般人の価値観とずれた点も見られるのです。
使い方としては、「あの人は変わり者だ」と周囲とは違う生き方しているのが個性的でもあり、興味が惹かれると思う気持ちを伝えられます。
「奇人」とは?
一般的な行動ではなく、ずれた動きを見せるのが「奇人」【きじん】です。
変人ともいえるところがあり、その並外れた行動で周囲を動揺させ、ときに驚愕させる場合もあります。
使い方としては、「変わった発想する奇人」というように、考え方がいかに突拍子も無く、面白い考え方するか伝えられるのです。
また、「奇人怪傑」といえば、いかにとても飛びぬけた力を持ち合わせる人を指します。
「変わり者」と「奇人」の違い
ここでは「変わり者」と「奇人」の違いを、分かりやすく解説します。
誰も着そうにない柄の服着て外を歩いたり、家に提灯をたくさん飾って明るく点灯するといった普通の感覚ではやらないことして喜ぶ人を「変わり者」といいます。
このような人は自分の個性を全面に出したり、周囲に流されない頑固な信念を持ち合わせるため、普通とは違うことして見せるのです。
もう一方の「奇人」は変わった話し方したり、驚くような行動に出る人を指します。
この2つの違いは、「変わり者」には面白い、不思議といった意味合いが強く出る言葉ですが、「変わり者」は通常ではない服装したり、行動する人という意味合いがあるわけです。
「変わり者」の例文
・『妹は変わり者の男性に強く心奪われてしまう』
・『武士に憧れる兄は、普段から袴姿で生活する変わり者だ』
「奇人」の例文
・『変わった言葉で話する兄は、近所から奇人扱いされる』
・『好奇心のままに行動する奇人は創造的でもある』
まとめ
どこか似ている人を指す言葉ではありますが、少し使う相手の行動や発想などが異なります。
どう違うかに注目して、相手の性質、動きで使い分けるといいでしょう。
