「埋める」と「満ちる」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「埋める」と「満ちる」の違いとは?違い

この記事では、「埋める」「満ちる」の違いを分かりやすく説明していきます。

「埋める」とは?

ある部分や範囲を物でふさぐという意味です。

例えば、土で穴を埋める、壺を庭に埋める、城の堀を埋めるなどの使い方が挙げられます。

また、不足や損失を補うという意味でも使われます。

例えば、赤字を埋める、空白を埋める、欠員を埋めるなどの使い方があります。

さらに、水などを加えて温度を下げたり濃度を薄めに整えたりするという意味でも使用されます。


「満ちる」とは?

それ以上入らないところまでいっぱいになるという意味です。

例えば、月が満ちる、潮が満ちる、確信に満ちる、苦悩に満ちるなどの使い方があります。

また、「満たす」という動詞形もありますが、これは「満ちる」の他動詞形で、ある部分や範囲を物でいっぱいにするという意味です。


「埋める」と「満ちる」の違い

「埋める」「満ちる」の違いを、分かりやすく解説します。

「埋める」は、ある部分や範囲を物でふさぐという意味を指します。

くぼんでいるところに物を詰めたり、穴に物を入れて見えなくしたり、人や物である場所をいっぱいにしたり、不足や損失を補ったりすることが可能だと言えます。

その一方で、「満ちる」は、それ以上入らないところまでいっぱいになるという意味を指します。

物事が上限に達するというニュアンスがあります。

「埋める」の例文

・『彼らは学生時代の思い出を残すために、校庭にタイムカプセルを埋めることにした』
・『大勢の観衆が会場を埋めた』

「満ちる」の例文

・『あの先生が担当する講座は非常に人気なので、すぐに定員は満ちるだろう』
・『今日は月が満ちる日だ』

まとめ

「埋める」は、くぼんでいるところや穴などに物を詰めてふさぐことです。

その一方で、「満ちる」は、それ以上入らないところまでいっぱいになることです。

ぜひ、それぞれの言葉を正しく使い分けましょう。

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