この記事では、「柚子茶」と「柚子ジャム」の違いを分かりやすく説明していきます。
「柚子茶」とは?
柚子茶とは果物の柚子から作られているお茶で、柚子の果肉や果皮を砂糖と一緒にビンに入れ漬けこんだものをいいます。
砂糖の代わりにハチミツを使うこともあります。
茶葉を使わない茶外茶なので、カフェインは含まれていません。
お茶にして飲む時は、お湯を注いで飲みます。
また、水に溶かして氷を入れ、アイスティーとして飲む場合もあります。
柚子茶は韓国の代表的なお茶の1つで、疲労を回復させたり血流を良くしたりする効果があるとして人気です。
「柚子ジャム」とは?
柚子ジャムとは、柚子の果肉や果汁に砂糖を入れ煮詰めた食べ物のことをいいます。
柚子には種があるので、柚子ジャムにする際には取り除いておきます。
柚子の爽やかな香りがあり、パンに塗ったりヨーグルトに入れたりして食べることが多いです。
肉料理のソースの調味料の1つとして使うこともあります。
柚子の果皮が入ったものは本来マーマレードといいますが、日本では細かく区別されず柚子ジャムと呼ばれることもあるようです。
「柚子茶」と「柚子ジャム」の違い
柚子茶と柚子ジャムの違いは、作る時に加熱する工程があるかどうかです。
柚子茶は柚子と砂糖を一緒に漬けこんで作るので、加熱することはありません。
柚子ジャムの場合には、柚子と砂糖を煮詰めて作るので加熱する工程があります。
見た目はよく似ていて、甘味があることや柚子の爽やかな香りがあることは共通しています。
柚子茶はお湯で割って飲むことが多く、韓国の伝統的な飲み物になります。
柚子ジャムはパンに塗ったり、ヨーグルトに入れたりして食べることが多いです。
まとめ
柚子茶と柚子ジャムの違いは、作り方にあります。
作る過程で加熱しているのが柚子ジャムで、加熱していないのが柚子茶になります。
柚子茶はお湯で割って飲むことが多く、柚子ジャムはパンに塗って食べることが多いです。