「雄松」と「雌松」の違いとは?分かりやすく解釈

「雄松」と「雌松」の違いとは?違い

こちらの記事では、「雄松」「雌松」の違いを分かりやすく説明していきます。

「雄松」とは?

雄松は、おまつと読むのが正解な言葉です。

葉が硬く枝振りも太くて逞しい事から男性的であるという解釈がされて、雄松という名が付けられたとされています。

そんな雄松は、マツ科の常緑高木である黒松の別名を表します。

黒松の別名である事からでも理解出来る様に、樹皮が黒褐色という特徴を持っている松に対して、使用される言葉となっているのです。


「雌松」とは?

雌松は、めまつと読むべき言葉となっています。

黒松と比べて柔らかな葉を持った松の木であり、そこから女性らしいとの連想が行われて、雌松と呼ばれる様になったと言われているのです。

以上の事から雌松は、マツ科の常緑高木の1種である、赤松の別名を示します。

そして赤松は名が示す様に、樹皮が赤褐色である松の木であり、そういった特徴を所有している松の木に対して、この雌松の言葉が駆使されているのです。


「雄松」と「雌松」の違い

雄松と雌松の漢字を並べて比較してみると、最初の漢字が雄と雌という明確な違いがある事に気付く事が出来ます。

所がその後に続くには共に、松の漢字である上に、どちらも松の木を意味する言葉です。

とはいえ同じ松の木でも違い特徴を有しており、雄松は樹皮が黒褐色である黒松の別名を表します。

もう一方の雌松は、樹皮が赤褐色となっている赤松の別名を示す言葉です。

まとめ

2つの言葉には、共通する漢字があるだけでなく、どちらもマツ科の常緑高木を指し示す言葉となっています。

ただし同じ松の木でも種類や特徴は違っているので、その点を踏まえる事で上手に使い分けを行う事が可能となるのです。

ちなみに雄松は、葉が硬めで樹皮が黒褐色という特徴を持つ黒松の別名として利用されている言葉だったりします。

対する雌松の方は、葉が柔らかめである上に樹皮の色が赤褐色という特徴がある、赤松の別名として用いられているのです。

違い
違い比較辞典