「ノワール」と「黒」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「ノワール」と「黒」の違いとは?違い

この記事では、「ノワール」「黒」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ノワール」とは?

ノワールとは、黒色のことをいいます。

フランス語で黒を意味するnoirをそのまま日本語読みした言葉になります。

ブラックチョコレートのことはショコラ・ノワール、ブラックコーヒーのことはカフェ・ノワールといったりします。

また、noirには「闇の、不正の、汚れた」といったニュアンスも含まれていて、フィルム・ノワールというと犯罪映画のジャンルを指します。

ノワールと名前が付いているお菓子やゲーム、アニメのキャラクターなどもあります。

お菓子の場合には黒い色をしているため、そこから名づけられました。


「黒」とは?

黒とは色名の1つで、煤や墨のような色のことをいいます。

黒は無彩色で、光が全くない状態を表しています。

日本ではお葬式などで喪に服する時には、黒い服を身に着けるのが一般的です。

ただし、黒い服を身に着けるのは明治時代に入ってからで、それまでは白装束が基本でした。

また、犯罪の容疑が濃いことを黒といったり、勝負事で負けることを黒星といったりもします。

悪や忌むべきこと、不正などを黒や黒を意味するブラックと表現することもあります。


「ノワール」と「黒」の違い

ノワールも黒も色の名前で、黒色を表す言葉です。

ノワールはフランス語で、黒は日本語、英語ではブラック(black)といいます。

ノワールにも黒にも「闇の、不正、汚れた」といったニュアンスがあります。

犯罪者を主人公に据えることが多いハードボイルド小説の分野に暗黒小説がありますが、これはroman noir(ロマン・ノワール)を日本語に訳した言葉です。

犯罪や闇の世界を題材にした映画はfilm noir(フィルム・ノワール)といわれていますが、暗黒映画と訳されることもあります。

まとめ

ノワールはフランス語で、黒という意味があります。

そのためノワールと黒は同じものを指しています。

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