この記事では、「取り付ける」と「据え付ける」の違いを分かりやすく説明していきます。
「取り付ける」とは?
「取り付ける」とは物を別の物につけることです。
基本的に小さいものを大きいものにつけることになりますが、何につけるかどのようにつけるかは問いません。
壁のような動かず固定されているものにしっかりと付けることもあれば、動かしながら使う道具に付け外しできるアタッチメントを付けることを指すこともあるでしょう。
なにかを別の物につけるならそれは取り付けると言えます。
「据え付ける」とは?
「据え付ける」とは何かを固定することです。
物の大きさは問いませんが、特定の位置から動かないようしっかりと固定することを指します。
据え付けるものが動かないようにするというのがポイントなので、物を付ける場所も床や地面や壁などの安定性のある場所になるでしょう。
突起をはめ込むような簡単な付け方ではなく、固定するための道具も使ってしっかりと動かないようにします。
「取り付ける」と「据え付ける」の違い
「取り付ける」と「据え付ける」の違いを、分かりやすく解説します。
物を別の物にくっつけることが「取り付ける」で、物を固定することが「据え付ける」です。
「取り付ける」という場合簡単に付け外しできたり動かせる場合も含みますが、「据え付ける」という場合動かないようしっかりと固定するという意味が含まれるので、付け外しや移動はできません。
「取り付ける」の例文
・『鍋に取っ手を取り付ける』
・『カバーを取り付ける』
「据え付ける」の例文
・『ベランダに洗濯機を据え付ける』
・『室外機を据え付けるための金具』
まとめ
物を他のものにつけることという意味で広く使われる言葉が「取り付ける」で、それに動かないように固定するという意味も加わった言葉が「据え付ける」と言えます。
また「取り付ける」の場合は何に付けるかを選びませんが「据え付ける」という場合地面や壁のように固定できるような安定性のあるものだけに限られます。