この記事では、「ドタバタ」と「バタバタ」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「ドタバタ」とは?
人間が酷く動揺して動き回る様子を表す言葉が「ドタバタ」です。
ドタンバタンといった酷く暴れ回る人の動きを分かりやすく表す言葉でもあり、かなり落ち着かない様子を表します。
また、社長が職場に来ると急に分かったとき、従業員が散らかった机の上を慌てて片付ける様子や、機械が壊れてどのように修理すればいいか分からずパニックに陥る人の様を伝えられる言葉です。
「バタバタ」とは?
繰り返し同じ動きする人の様を表せるのが「バタバタ」です。
かなり早く動き回る人の動きを表す言葉でもあり、「職場は朝からバタバタしている」と、座っている暇もないほどかなり忙しそうに動く職員の行動を分かりやすく漫画で描きます。
また、「バタバタと忙しく対応していた」というように、かなり少ない人で多くの人々を扱う状況に、大変な様子を描く描写で使われている言葉です。
「ドタバタ」と「バタバタ」の違い
ここでは「ドタバタ」と「バタバタ」の違いを、分かりやすく解説します。
激しい足音を立てて動き回る様子を伝えるのが「ドタバタ」です。
「酒に酔った大人がドタバタと動き回る」といえば、普通ではない歩き方や動きを伝えられる言葉になります。
また、落ち着きが無い話を「ドタバタ喜劇」という言い方する場合で使うわけです。
もう一方の「バタバタ」はいかに落ち着がないか伝える言葉です。
主に、暴れている様子を伝えるときは「ドタバタ」を、慌てるなら「バタバタ」を使うといった違いが見られます。
「ドタバタ」の例文
・『従業員はドタバタと駆け回って紛失した書類を探し回った』
・『自分の意見が通じないと知った男はドタバタと暴れ出した』
「バタバタ」の例文
・『申告の締切日になると窓口はバタバタと対応に追われた』
・『鞄が見つからないとバタバタ走り回る部員に、落ち着くよう伝えた』
まとめ
通常の動きではない動作を伝えるのによく使われている言葉をご紹介しました。
どのように使えばより慌てる様子や動揺する気持ちを伝えられるか学ぶといいでしょう。