この記事では、「初め」【はじめ】と「始め」【はじめ】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「初め」とは?意味
一番先に物事へ取り掛かることを「初め」【はじめ】といいます。
まだ自分がやっていない物事に取り掛かったり、前に並んでいない状況であれば自分が一番目に並ぶといった行動するわけです。
名詞や副詞といった文法的に表現したいとき使う「初め」は「初体験」するときの行動や行為について表す際によく使われています。
「始め」とは?意味
ある時点から新しく加わって行動したり、作業に取り組む行為を「始め」【はじめ】といいます。
まだ取り掛かっていない仕事に取り組むときや、運動する、工場のレールを動かして作業に取り掛かるといった状況で使われている言葉です。
他にも、新天地に引っ越して新しい生活を実行に移す、年が変わったとき仕事を開始するといった状況を表すとき使います。
「初め」と「始め」の違い
「初め」と「始め」の違いを、分かりやすく解説します。
まだ他人が取り掛かっていない作業や仕事を開始するとき、「初めてやる仕事」と使います。
例えば、まだ行ったことがない美術館に行くのであれば、「初めて行く」といい、自分がその施設に足を踏み入れていない状況を伝えるわけです。
もう一方の「始め」は、今から新しいことに取り掛かるといった状況で使われている言葉であり、今とは違った場に住む、午前中とは違う作業に取り掛かるといった行為を意味するわけです。
「初め」の例文
・『初めて行く水族館には多くの熱帯魚が泳いでいて驚いた』
・『初めてピアノを弾くが、いがいと簡単に弾けた』
「始め」の例文
・『今年の仕事始めは1月9日になると社長から伝えられた』
・『外資系企業に就職するため、英語の勉強を本格的に始めた』
まとめ
どちらも自分が取りかかることに焦点を当てた言葉ですが、使う状況や意味に違いがありますので、使い方を工夫してみるといいでしょう。