この記事では、「驚く」と「驚倒する」の違いを分かりやすく説明していきます。
「驚く」とは?
「驚く」は日常的によく用いられる言葉です。
意外なことに出くわし心に衝撃を受けることを意味し様々な場面で用いられます。
例えば、「秘密を聞いて驚く」の場合、ある秘密を聞いて衝撃を受けることを意味します。
そのほか、「驚く」には、はっと気が付く、目が覚める、といった意味もあります。
他の言葉に言い換えると、「びっくりする」「仰天する」「慌てふためく」「愕然とする」などになります。
「驚倒する」とは?
「驚倒する」とは非常に驚くことを意味します。
驚き倒れると書く「驚倒」。
つまり、倒れるほど心に衝撃を受けることを意味します。
例えば、「秘密を聞いて驚倒する」の場合、ある秘密を聞いて非常に驚くことを意味します。
他の言葉に置き換えると、「驚嘆する」「驚愕する」「仰天する」などになります。
「驚く」と「驚倒する」の違い
「驚く」と「驚倒する」の違いを、分かりやすく解説します。
「驚く」と「驚倒する」は同じ心に衝撃を受けることを意味します。
そのうえで、その度合いに違いがあります。
「驚く」は日常会話でもよく用いられる言葉で、幅広い場面で使用することが可能です。
日常的なちょっとした「驚き」から使用することができます。
一方、「驚倒する」は違います。
非常に驚くことを意味する言葉となり、ちょっとした「驚き」で使用することはありません。
大げさに言えば、驚いて倒れるほどの衝撃が「驚倒する」になります。
「驚く」の例文
・『同年代だと思っていた彼女の年齢を聞いて、年上だったことに驚く』
・『ダイエットに成功し、かっこよくなった彼の姿を見て驚く』
「驚倒する」の例文
・『無差別殺人のニュースを見て驚倒する』
・『彼女のあまりにも澄んだ歌声を聞いて驚倒する』
まとめ
以上のように、同じ心に衝撃を受けることを意味する言葉でも、その度合いに違いのある言葉になります。