「頼もしい」と「有望」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「頼もしい」と「有望」の違いとは?違い

この記事では「頼もしい」「有望」の違いを分かりやすく説明していきます。

「頼もしい」とは?

信頼できる、頼りになる、心強いという意味です。

人や組織、物事に対して使用することが可能です。

例えば、「頼もしい部下」「頼もしい味方」「頼もしい技術」などです。

また、期待できる、将来性があるという意味でも使われますが、この場合は主に人に対して使います。

例えば、「頼もしい若者」「頼もしい息子」「頼もしい人材」などです。


「有望」とは?

期待できる、将来性があるという意味です。

人や組織、物事に対して使用することが可能です。

例えば、「有望な会社」「有望な候補者」「有望な研究」などです。

ただし、「有望」は客観的な評価や判断に基づいて使われることが多く、感情的な思い入れや親しみを表現することにはあまり適していません。

例えば、「有望な息子」と言うと、親の愛情や誇りよりも、成績や能力を重視しているように聞こえます。


「頼もしい」と「有望」の違い

「頼もしい」「有望」の違いを、分かりやすく解説します。

頼もしい」は、現在の信頼性や心強さ、相手に対する期待、感謝を表す言葉で、人以外にも物事に対して使用することが可能です。

その一方で、「有望」は、将来の可能性や見込み、相手に対する評価や推薦を表す言葉で、人に対して使うことが多く、物事に対して使うときは、人の関与があることを暗示します。

「頼もしい」の例文

・『彼のリーダーシップは、部下からすると、非常に頼もしい』
・『彼女は若いのに、頼もしい』

「有望」の例文

・『彼は新人賞を受賞し、将来有望な作家として注目されている』
・『彼は非常に成績が優秀で、有望な人材として期待されている』

まとめ

「頼もしい」「有望」は、期待や将来性という点では共通していますが、「頼もしい」は信頼や心強さという感情を含み、「有望」は客観的な評価や判断を表すという違いがあります。

使う場面や相手によって使い分けることが大切です。

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