この記事では、「負の感情」と「悪い心」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「負の感情」とは?
物事を悪く考えて悲しんだり、恨みを持つことを「負の感情」【ふのかんじょう】といいます。
普通の人であれば無視できる問題でも深く考え込んでしまい、怒ってみたり、苦しんでしまうのです。
何でも悪い方向に考えてしまうところがある人に多い感情の表れ方を指します。
使い方としては、「負の感情に苛まれる」というように、自ら悩んで苦しむ様子を表せる言葉です。
「悪い心」とは?
人を虐めてやろうと考えたり、危害を与えたいと思う気持ちを「悪い心」【わるいこころ】といいます。
人を助けよう、協力するとは考えず貶めてやるといった悪い考え方して喜ぶところがあるのです。
元々は人が不幸になるように呪う気持ちを指す言葉になります。
それほど善良な気持ちがない人はお金になればたとえ家族であろうが蹴落とし、傷つけてもいいと考えてしまうのです。
「負の感情」と「悪い心」の違い
ここでは「負の感情」と「悪い心」の違いを、分かりやすく解説します。
何でも悪い方向に考えてしまっては、辛い気持ちに包まれることを「負の感情」といいます。
ちょっとした問題が起きても辛い、怖いと考えてしまい、逃げ出した方が楽と考えるので人間が成長しないのです。
もう一方の「悪い心」は相手が消えればいいと考えたり、苦しませてやりたいと思っては蹴落とそうとする考えを持ちます。
「負の感情」は悪い気持ちを指し、「悪い心」は酷いことして蹴落とそうとする点が違うところです。
「負の感情」の例文
・『不安な気持ちを抱えてしまうと負の感情が強くなる』
・『執着心をうまく捨てられない人は負の感情を持つ』
「悪い心」の例文
・『悪い心を持つ息子の習慣を変える努力した』
・『素直に行動ができない悪い心を持つ人は嘘もつく』
まとめ
周囲とは違った感情や心を持つ人を表す言葉を2つ取り上げました。
どのような人が当てはまるかに着目し、使い分けてみるといいでしょう。