「見送る」と「お付き添いする」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「見送る」と「お付き添いする」の違いとは?違い

この記事では、「見送る」「お付き添いする」の違いを分かりやすく説明していきます。

「見送る」とは?

「見送る」とは、「人が去っていく際に送り出す」さまや「帰っていく人と共にある場所まで一緒に行く」様子などを示す言葉です。

「ある場所から遠ざかっていく人や物などをその後方で眺める」などというニュアンスで用いられており、あるいは「参加するのを見合わせる」などという意味合いでも使用されている文言です。


「お付き添いする」とは?

「お付き添いする」とは、「世話をするために他人のそばで一緒に過ごす」さまや「相手に付き従う」様子などを示す言葉です。

「相手の近くにいる」あるいは「一緒に行動する」などというニュアンスで用いられている語句で、「エスコートする」ないし「送り届ける」などという語句と似たような意味をもっている表現として用いられています。


「見送る」と「お付き添いする」の違い

「見送る」「お付き添いする」は、どちらも「他人についていく」などという共通している意味合いで使われている語句と言えます。

しかしながら、「見送る」という語は一方では「欠席する」もしくは「辞退する」などという反対のニュアンスを含んでいる文言でもあり、「お付き添いする」はそのようなニュアンスでは使われることはない言葉ですので、双方の語句の意味は一部異なっていると言えるでしょう。

「見送る」の例文

・『ご来社いただいた取引先の担当者を見送るためにエレベーターホールまで一緒に行く』
・『忘年会に参加する予定でしたが、急に体調を崩してしまったので見送ることにします』

「お付き添いする」の例文

・『祖母が病院に行くのでお付き添いする予定です』
・『ケアセンターでは介護の資格をもっているスタッフがしっかり入所者にお付き添いすることになっています』

まとめ

「見送る」「お付き添いする」は、どちらも「相手についていく」などという意味合いで使われる言葉です。

使用する際にはそれぞれの語句がもっている微妙なニュアンスの違いに注意をしながら上手に使い分けるようにしましょう。

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