「見張る」と「警戒する」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「見張る」と「警戒する」の違いとは?違い

この記事では、「見張る」「警戒する」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「見張る」とは?

相手が悪さしないよう目を向けて警戒することを「見張る」【みはる】といいます。

悪さした犯人を刑務所に入れて、牢屋から逃亡しないよう注意して目を向けるのです。

他には土砂崩れが起こる恐れがある場所にカメラを設置して、係の者がずっと見る行為を指します。

主に、こちら側から相手の行動や状況を把握しては見て、注意するため監視役の行為を指す行為です。


「警戒する」とは?

悪さしそうな人から身を守るため、気を緩めず相手の動きに注意することを「警戒する」【けいかいする】といいます。

例えば、家の近所で誘拐が起きたとき、身を守るため辺りに目を向けて用心したり、家からなるべく出ないといった対策をとるのです。

親であれば子供の安全を考えたり、保護する行為を指します。

このように、普段よりも注意深く行動して危害を見張る行為を指すのです。


「見張る」と「警戒する」の違い

ここでは「見張る」「警戒する」の違いを、分かりやすく解説します。

行動がおかしいと感じる人が、どのような行動か注意深く観察する行為を「見張る」といいます。

また、あまりにも美しい光景に「目を見張る」といった使い方ができる言葉です。

もう一方の「警戒する」は危険な行動しそうな人がどのような動きするか用心して鍵をかけたり、護身用の武器を持つといった行動します。

また、子供が1人で外に出ない、夜は出歩かないといった防犯対策で使われている言葉です。

「見張る」の例文

・『店員は怪しい動きする人の行動をずっと見張る』
・『留学後の彼女の変貌ぶりは目を見張るものがある』

「警戒する」の例文

・『多くの人が集まる所ではテロが起きやすいので警戒する』
・『周りを常に警戒する彼女は用心深く行動する人だ』

まとめ

自らが相手の動きに注意するといった意味で使われている言葉を取り上げました。

ただ、相手の動きを監視するか、周囲に目を向けて注意するといった違いがあると認識するといいでしょう。

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