この記事では、「行い」と「活動」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「行い」とは?
目的を達成するために実行することを「行い」【おこない】といいます。
自ら進んで物事に加担する行為を指す仏道からきている言葉です。
日常生活では、自らが実行して経験することで積み重ねていくためには重要なことであり、人生における身持ちに重要な勤行【ごんぎょう】になります。
例えば、「善良な行い」といえば人を助ける行為を指すわけです。
「活動」とは?
自らが活発に動き、人のために役立つ行動することを「活動」【かつどう】といいます。
野生動物の実態を観察したり、荒れた山を元に戻そうと自らが人々に訴える行動を指すのです。
また、街で防犯対策のため状況を把握しつつ歩いて声かけする、ゴミを拾うといった動きも「地域の大切な「活動」として参加する人が増えています。
このように、自らが現状を良い方向に変える動きを指すのです。
「行い」と「活動」の違い
ここでは「行い」と「活動」の違いを、分かりやすく解説します。
悪い心を持って人を陥れることを「行い」といいます。
そのような行為を今すぐに改めなければ、人として堕落すると注意するのです。
もう一方の「活動」は自分の方から意欲的に動き、国や地域、団体のために力になるため行動します。
「行い」は自らが加担して悪さしたり、お手本となる行動するという意味で使われています。
「活動」は目的を達成して、現状を良くするために動くという意味がある言葉です。
「行い」の例文
・『恵まれない子供を救うという行いは自分のためになる』
・『卒業式は9時から行い、12時前には学生を門から見送る』
「活動」の例文
・『100年ぶりに火山活動が活発化し、地元住民は慌てる』
・『弟は係活動として学級をより楽しく、勉強できる環境にする』
まとめ
自分を成長させるため動くことに関連する言葉を取り上げました。
どのような場面で使えば意味が通じる言葉になるか目を向けて使ってみるといいでしょう。
