この記事では、「窓口」と「受付」の違いを分かりやすく説明していきます。
「窓口」とは?
「窓口」とは窓を通して人に対応や事務処理を行う所です。
従業員が仕事をする場所と利用者が行き来する場所を仕切りなどで遮り、書類などを受け渡しするためにその仕切りに窓が開いていたことから来ています。
現在では窓になっていないカウンター越しに対応する形の窓口も多いでしょう。
仕切りやカウンターの向こう側では職員が業務に従事しており、実務をこなす場所でその実務を依頼したい人に直接対応し、すぐに事務処理するための場所が窓口と言えます。
「受付」とは?
「受付」とは訪問してきた人の用件を尋ね取り次ぐ所です。
その人は何をしに来たのかを聞いてその人が会いに来た人を呼び出したり、窓口や応接室などの用件を済ませる場所に案内します。
そのため受付は訪問者がその建物に来てすぐ取り次げるように、建物の入り口付近に設けられていることがほとんどです。
また受付は訪問者を案内したり訪問者が用事のある人を呼び出す場所なので、その会社の事業や事務処理を行ってはいません。
「窓口」と「受付」の違い
「窓口」と「受付」の違いを、分かりやすく解説します。
実務をこなす職場で人に対応するために設けられた場所が「窓口」で、訪問してきた人が用件を済ませるために取り次ぎをする場所が「受付」です。
「窓口」は用件のある人が業務をしている人にこれもお願いしますと頼むためにありますが、「受付」はその用件を頼みたい人に対応している場所を案内するためにあります。
建物内の位置関係としては、「窓口」は実務をこなすための場所なので入り口からそれなりに距離がある場合が多いですが、「受付」があるのは建物の入口付近です。
まとめ
用事があって訪問してきた人がその用件を済ませるために職員が対応するための場所が「窓口」で、訪問してきた人にどの窓口なら対応してもらえるかを教えて案内するための場所が「受付」です。
「窓口」では訪問者の用件をしっかりと処理してもらえますが、「受付」では用件を処理して貰えず案内しかされません。
