「一般人」と「民衆」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「一般人」と「民衆」の違いとは?違い

この記事では、「一般人」「民衆」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「一般人」とは?

多くの人と同様に給料を得て、仕事して遊ぶ人を「一般人」【いっぱんじん】といいます。

働いて税金を納める一般市民を指す言葉でもあり、特別な地位を築いているわけでもなく、給料が驚くほど高くない普通の人を指すのです。

そのため、高収入のプロ野球選手や歌手、俳優、政治家といった人とは違い、ごく普通に働いて収入を得る会社員をよく「一般人」といった呼び方をします。


「民衆」とは?

社会人として働く人から学校で学ぶ者まで多くの民を「民衆」【みんしゅう】といいます。

子供からお年寄りまで、すべての民を呼ぶ呼び方であり、普通の暮らしをしている人達を指す言葉です。

主に、国家の基盤を作る人達で、毎日働いてお金を得たら税金を払い、趣味や恋愛を楽しむ人達を指します。

使い方としては、「民衆思想」といっていつの時代もその地域や社会を作り出す民が持つ思想を取り上げる際に使う言葉です。


「一般人」と「民衆」の違い

ここでは「一般人」「民衆」の違いを、分かりやすく解説します。

高い地位にいるわけでもなく、高給取りでもない普通の人を「一般人」といいます。

多くの人のように普通の暮らしをして生きる人を指す呼び方です。

もう一方の「民衆」は立派な社会を築き上げるその基盤を作り出す人達を指します。

「民衆によって成り立つ社会」というように、多くの民がいるからこそ国は潤っていくわけです。

「一般人」は個人を指す言葉ですが、「民衆」は多くの民を指します。

「一般人」の例文

・『プロ野球選手が一般人女性と婚約したと話題になった』
・『彼氏が欲しい芸人が番組内で一般人の男性と出会った』

「民衆」の例文

・『国が法規とかけ離れた行為するときは民衆訴訟できる』
・『忠誠心が強いイスラム教徒の民衆はときに暴徒化する』

まとめ

普通の暮らしする人を呼ぶときに使われている言葉ではありますが、個人を指すか、多くの人々との違いがあります。

その点を踏まえて、使い分けてみるといいでしょう。

違い
違い比較辞典