この記事では、「どんくさい」と「手際が悪い」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「どんくさい」とは?
普通に動けず、手際が悪くて使えない人を「どんくさい」といいます。
作業の手際が悪いため順調にこなせず、周囲に迷惑をかけてしまうのです。
また、のろまなところも周囲を苛立たせて嫌われ、現場では足を引っ張る邪魔な存在になってしまいます。
とくに要領が悪く、素早い行動ができない人を「どんくさい」と周囲を苛立たせる人を見下すために使う言葉です。
「手際が悪い」とは?
物事がうまく進められないことを「手際が悪い」【てぎわがわるい】といいます。
手順を順番よくできないので、時間内に仕事が終わらないのです。
このような人は、何を順番よく行なえばいいかいまいちわかりません。
また、手先を使っての細かい作業を素早くこなすのも難しいため作業が遅く、のろいところが周囲から手際が悪い、腕前もあてにならないと思わせてしまうのです。
「どんくさい」と「手際が悪い」の違い
ここでは「どんくさい」と「手際が悪い」の違いを、分かりやすく解説します。
のろまで作業を手際よくできない人を「どんくさい」といいます。
動きがてきぱきと順調に出来ないは、作業が終わるのも遅いところが嫌われてしまうのです。
このような人は空気を読むのも苦手なため、周囲が悟って欲しいと思う気持ちに気付かないところが苛立たせます。
もう一方の「手際が悪い」は処理の仕方が下手で、順調にできないところが要領も悪いと思わせるときに使う言葉です。
「どんくさい」の例文
・『何度も同じ失態を繰り返す彼はどんくさい男だ』
・『今何をして欲しいか気付かない人をどんくさいという』
「手際が悪い」の例文
・『兄は手際が悪い人で、うまく作業できずクビになった』
・『手際が悪い彼女はいつも時間内に仕事が終わらない』
まとめ
普通に仕事ができる人から見れば、苛立つほど順調に仕事が出来ない人を指す言葉です。
ただ、行動に焦点を当てているのが「どんくさい」で、手先の動きが鈍いといえば「手際が悪い」と覚えておけばいいでしょう。