「ぐずる」と「悪たれる」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「ぐずる」と「悪たれる」の違いとは?違い

この記事では、「ぐずる」「悪たれる」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「ぐずる」とは?

お腹が空いたり、自分の思い通りにはいかない子供が見せる態度を「ぐずる」といいます。

漢字で愚図ると書き、赤ん坊がむずかる様子を表し、機嫌が悪いことを伝えるのです。

また、親が言うことを素直に聞こうとせず、屁理屈を言ってごねる場合も使われています。

それほど相手をわざと困らせては自分が訴えたい気持ちを分かりやすく態度で伝えるわけです。


「悪たれる」とは?

反抗的な態度を見せることを「悪たれる」【あくたれる】といいます。

親に迷惑行為はやめるように注意されたときすぐに受け入れるのではなく、犯行的な態度を見せるのです。

とくに、反抗期に入った子供が見せる「悪たれる行為」はときに笑えないほど暴力的であったり、酷い言葉を罵る場合があります。

また、失態を犯した部下を注意する上司に拗ねた態度を見せて反省しない様子を見せる言葉です。


「ぐずる」と「悪たれる」の違い

ここでは「ぐずる」「悪たれる」の違いを、分かりやすく解説します。

子供が気持ちを伝えるとき「ぐずる」という行為して見せますが、大人であれば不平言って話を受け入れない態度を伝えます。

もう一方の「悪たれる」は注意されると素直になれない人がすねた態度を見せるのです。

自分に不利な状況であったとき、反抗的な態度を見せて相手に分かりやすく理屈に合わないことを伝えます。

大人の場合は納得しない様子をぐずって伝えて、困らせるのです。

「ぐずる」の例文

・『電車の中で子供がぐずるので、次の駅で降りた』
・『自分の意見が通らないとぐずる上司は手がかかる』

「悪たれる」の例文

・『中学生の息子はいつも悪たれる態度して家族を困らせる』
・『悪たれる同級生に腹が立ち、思い切り頬を打ってしまった』

まとめ

自分の方が納得していない気持ちを伝えるときは「ぐずる」を、相手を困らせようとするときは「悪たれる」を使い分けると覚えておくといいでしょう。

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