気恥ずかしくなることを表す言葉には「照れる」や「はにかむ」があります。
この記事では、「照れる」と「はにかむ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「照れる」とは?
「照れる」とは会話や行動によって気恥ずかしくなることを表す言葉です。
「照れる」は褒められた時やミスをした時に恥ずかしそうな態度や行動、表情をする時にも使うことが可能です。
この言葉に使われている「照」は日の光や比べ合わせるという意味もあります。
「照れる」の類義語には「恥じらう」があり、この名詞には「恥じらい」があります。
「はにかむ」とは?
「はにかむ」とは恥ずかしくなることやこの状態で顔をうつむけることを表す言葉です。
「はにかむ」は物事や会話などに意識をしすぎる状態であり、女の子や子どもがよくする行動として知られています。
「はにかむ」はほんの少し恥ずかしいという感情を表す言葉であり、これを隠すための笑顔や微笑みという意味は間違った使い方です。
カタカナ語である「ハニカム」はミツバチの巣を表す言葉であり、このような形状や構造を表す時にも使われます。
「照れる」と「はにかむ」の違い
この2つはどちらも気恥ずかしくなることやその気持ちを表す言葉です。
「照れる」はその表情に笑顔が存在するものもありますが、「はにかむ」時の表情に笑顔は含みません。
「照れる」の例文
・『彼は彼女と付き合ってからは照れることがなくなったそうであり、今では物凄く仲良くなっています』
・『照れるような告白台詞を考えたが、このキャラクターには合わないのでやり直します』
「はにかむ」の例文
・『彼女は少しはにかむとしばらくの間黙ってしまった』
・『その絵画に描かれているのははにかむ少年であり、その顔はとても中性的でした』
まとめ
「照れる」や「はにかむ」は恥ずかしくなることやその気持ちを表す言葉です。
「はにかむ」はこれを隠すために笑顔になるという意味で有名ですが、これは間違いなので注意しましょう。