この記事では、「分かりやすい」と「明白」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「分かりやすい」とは?
物事を説明するとき、初めて聞く人でも内容が把握できることを「分かりやすい」【わかりやすい】といいます。
商品を販売する店員はまだ製品を使っていない客に対し、機能性が良いことを分かりやすく伝えるのが商売です。
いかに店員の話がうまいかにより理解できるかが変わり、話すことが納得できるほど「分かりやすい」と思います。
「明白」とは?
明らかに言っていることが間違っていることを「明白」【めいはく】といいます。
赤と白がはっきり色違いであるように、右と左の物の形が比較しなくても違うと分かるのです。
このようなところから、「明白な事実」といえば現実的に起きた出来事は明らかな事実であると伝えられます。
他にも「彼が間違っているのは明白だ」と相手の考え方や行動がはっきり間違っていると伝えられる言葉です。
「分かりやすい」と「明白」の違い
ここでは「分かりやすい」と「明白」の違いを、分かりやすく解説します。
携帯電話が壊れたので、修理できる店に持って行くと店員がどこが壊れているか具体的に伝えてくれます。
その内容が携帯電話に詳しくない者でも理解しやすいことを「分かりやすい」というのです。
いかに説明が理解し易いか強く出せる形容詞として使います。
もう一方の「明白」は根拠となるものがあり、証拠も明らかになっているさまを「明白」といい、疑う予知もない状態である場合に使う名詞です。
「分かりやすい」の例文
・『分かりやすい表記に消費者は安心してお菓子を買える』
・『分かりやすい表現で書かれた文章は、人の心理まで見える』
「明白」の例文
・『彼は裁判官に公平な裁きするように明白な証拠を調べ上げた』
・『彼女の表情からして、周囲に嘘をついているのは明白だった』
まとめ
内容に不安がなく、相手にしっかり説得させられる話し方や行動を表す言葉です。
どういった場面で使い分ければいいか学び、うまく使いこなしてみるのも良い学習方法になるでしょう。