この記事では、「しゃばい」と「シブい」の違いを分かりやすく説明していきます。
「しゃばい」とは?
しゃばいとは、根性なしとか弱腰、ダサいなどの意味を持つヤンキー言葉です。
1980年代の後半から1990年代に使われていた言葉で、最近ではあまり耳にすることはありません。
普段は粋がっているけれど、ピンチに陥った時には急に弱腰になる様子を指すことが多いです。
「シャバい」とカタカナとひらがなが混じった表記にすることもあります。
しゃばいの意味は幅広く、喧嘩が弱そうだとか冴えないといった意味でも使われたりします。
ヤンキー漫画として有名な「ビー・バップ・ハイスクール」で使われたのが始まりとされます。
「シブい」とは?
シブいとは、落ち着きがあるとか味わい深いといった意味の褒め言葉になります。
大人の男性を表現する時に使用することが多いです。
漢字の「渋い」をカタカナで表記していて、渋いに比べるとカジュアルな印象があります。
1980年代から1990年代にかけてのヤンキーブームでは、シブいはカッコ良いという意味で使われていました。
ただし、シブいには「ケチ」といった意味もあり、使われる状況や前後の文脈などにより意味は変わってきます。
「しゃばい」と「シブい」の違い
しゃばいもシブいもヤンキーブームの時によく使われていた言葉です。
シブいは現代でも使われることが多く、カッコ良いとか大人の落ち着いた雰囲気があるといった意味の褒め言葉として用いられています。
しゃばいは現代ではあまり使われることはありません。
しゃばいは、ダサいとか根性なしといったネガティブな意味で使われる言葉です。
普段は粋がっているのにピンチになったら急に弱腰になる様子をしゃばいと表現します。
まとめ
しゃばいはダサいとか根性なしといったネガティブな意味で使われる言葉で、シブいはカッコ良いとか大人の落ち着いた雰囲気があるなど褒め言葉として使われる言葉です。