この記事では、「珍しい」と「まれ」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「珍しい」とは?
誰もが見たこともない物が存在すると知ったとき「珍しい」【めずらしい】といいます。
普通なら見る機会もありませんが、見れたことに感動と驚く気持ちを表す言葉でもあるのです。
「珍しい形の壷だ」というように、今まで世の中に出回った物とは明らかに違い、面白い形状で興味が沸く気持ちを表します。
このように見慣れないものを指し、希少価値がとても高い物を指すのです。
「まれ」とは?
滅多に起こらない事柄が起きたことを「まれ」といいます。
ほとんど起こらないことが今まさに目の前で起きたとき、「まれな出来事で驚く」のです。
例えば、正しく順序を守っている段階では起こるわけがないのに、いつも通りだと自分の行動が正しいと思って確認しなかったばかりに失敗してしまいます。
また、「まれに起こる事故」といって何十年に1回ほどの出来事に驚くほど起こる機会が極端に少ない状況であると伝えられる言葉です。
「珍しい」と「まれ」の違い
ここでは「珍しい」と「まれ」の違いを、分かりやすく解説します。
見慣れない形や色、素材といった物に対して「珍しい」気持ちを伝えます。
「珍しい発想」ともいい、普通の発想する人よりも並外れた考え方を指して驚く気持ちを表す言葉です。
もう一方の「まれ」は1度も起きたことがないほど滅多に起こらない出来事が実際に起きてしまった現実を指します。
たまにしか起きない事柄であり、起こった方もまさかそのような失敗や事故が起きるとは思っていなかっただけに、酷く動揺するのです。
「珍しい」の例文
・『珍しい飲料を売る店ができて話題になっている』
・『地面を掘削していると、珍しい顔した人形が出てきた』
「まれ」の例文
・『まれに起こる事件に、住人はとても驚いた』
・『安全確認を怠らない建築現場で起こるまれな事故だ』
まとめ
日常的に起こるのではなく、数年に1度も起こらないほどの失態や、事故であると伝えられる言葉です。
どの程度なのか表すのにどう使えうか学んでみるといいでしょう。