色々な物事を知っていることや学問に詳しいことを表す言葉には「物知り」や「博学」があります。
この記事では、「物知り」と「博学」の違いを分かりやすく説明していきます。
「物知り」とは?
「物知り」とは広く物事を知っていることやその人を表す言葉です。
「物知り」は様々な知識を持っていることを表す言葉であり、真面目な学問から一般生活の知恵など色々なものがあります。
「物知り」の類義語には「生き字引」があり、こちらは過去に起こった出来事や色々な情報を知っている人を表す言葉です。
「物知り顔」は物事を知ってそうな顔を示す言葉であり、実際には知っていない人を表す時にも使うことが可能です。
「博学」とは?
「博学」とは広く色々な学問に通じている人を表す言葉です。
「博学」はこれ以外にも様々な知識に精通していることを表す時にも使います。
「博学多才」とは様々な学問に通じており、様々な才能を持っている人を表す時に使う言葉です。
「博学」の類義語には「博識」があり、こちらは持っている知識が広いことやその人を表す時に使います。
「物知り」と「博学」の違い
この2つはどちらも物事を広く知っていることを表す言葉です。
「物知り」は学問以外にも様々な知識や情報に詳しいことを表す時に使います。
「博学」は主に学問やその知識に精通している人を表す時に使います。
「物知り」の例文
・『彼は物知り顔で事件を説明したが、どうも的外れな推理なので参考になりません』
・『その博士は物知りとして有名であり、高齢なのにネットの情報にも詳しいです』
「博学」の例文
・『生徒会長はとても博学なことが有名であり、ゆくゆくは東大入試に挑戦するようです』
・『大学生になると博学な先生と出会う機会があるので、とても勉強になります』
まとめ
「物知り」や「博学」は物事や知識を多く持っている人を表す時に使います。
「物知り」は色々な分野や知識に対して使うことが可能です。