「不幸事」と「不祥事」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「不幸事」と「不祥事」の違いとは?違い

この記事では、「不幸事」「不祥事」の違いを分かりやすく説明していきます。

「不幸事」とは?

「不幸事」は不幸な出来事を意味します。

幸福でないことや不幸せなことを意味する言葉ですが、一般的に身内などが亡くなることを意味する言葉として用いられます。

家族や親戚など身近な人が亡くなった際「不幸事」を用います。

言い換えれば、「弔事」「災難」「訃報」「気の毒な事」などになります。


「不祥事」とは?

「不祥事」「不祥」には、不吉であること、運の悪いこと、といった意味があります。

このような意味を持つ「不祥」「出来事」などに用いられる漢字「事」が付くことで、関係者にとって不都合な事件や事柄を意味する言葉になります。

例えば、自社の社員が何か罪を犯した場合、それは、自社にとって大きな「不祥事」になります。

言い換えれば、「問題行動」「問題行為」「スキャンダル」などになります。


「不幸事」と「不祥事」の違い

「不幸事」「不祥事」の違いを、分かりやすく解説します。

「不幸事」「不祥事」は全く異なった意味を持つ言葉です。

「不幸事」は一般的に身内の不幸を意味し、身内の誰かが亡くなった際に用いられる言葉になります。

一方、「不祥事」は関係者にとって不都合な事件や事柄を意味する言葉になります。

つまり、身内の誰かが亡くなったことを「不幸事」と言い、身内などの誰かが不都合な事件や事柄を起こしたことが「不祥事」となります。

「不幸事」の例文

・『身内の不幸事につき、3日ほどお休みをいただきました』
・『彼女の場合、母親の不幸事から立ち直るまでに非常に時間がかかりました』

「不祥事」の例文

・『社内の不祥事が明るみに出たことから株価が大きく下落しました』
・『相次いで不祥事が発覚し、その対応に追われています』

まとめ

以上のように、「不幸事」「不祥事」は全く異なった意味を持つ言葉です。

見た目が似ていても異なる意味を持つ言葉になるため注意が必要です。

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