「部位」と「部分」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「部位」と「部分」の違いとは?違い

この記事では、「部位」「部分」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「部位」とは?

人体においての「部位」【ぶい】とは、一部を指す言葉として用いられています。

例えば、顔全体の中でも鼻だけを指すわけです。

動物であればお腹だけ、足先であれば爪といった具合に、かなり細かいところを指すために使われています。

主に、生き物において全体的に見た上で、手の甲であったり、足の裏といったようにその一つに焦点を当てて説明する場合に用いられている言葉です。


「部分」とは?

全体から大きく分けたとき、そこを指すとき使われている言葉が「部分」【ぶぶん】です。

例えば、人間であれば頭から足先までの中で肩の付け根から手首まで腕全体を指します。

使い方は「腕の部分にかけて」といったように、広い範囲を指すのです。

また、「腰の部分」といえばお尻から上の全体を指し、そこを指で指圧すれば痛みが緩和すると伝える場合に使います。


「部位」や「部分」の違い

「部位」「部分」の違いを、分かりやすく解説します。

足の裏であれば親指の付け根を「部位」というように、人体の特定した「部分」よりさらに細かいところを指すために使われています。

もう一方の「部分」は人間の手であれば手の平から甲、爪を含めた全体を指すとき使う言葉です。

また、人体以外にも「この部分を調べる」といえば、犯人が潜伏していると思われる場所を絞り、指すときにも使われています。

「部位」の例文

・『顔の部位の中でも一番気になる目尻を整形した』
・『エステサロンに行き、邪魔になる部位を揉んでもらった』

「部分」の例文

・『足裏部分を念入りに洗ってもらうと、不快な臭いが消えた』
・『店内の人目につく部分を改善するため、従業員を総動員した』

まとめ

「部」がつく言葉を2つ取り上げましたが、何を対象にどう使うか調べて、うまく人へ説明してみるのもいい勉強方法となるでしょう。

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