この記事では、「お礼」と「謝意」の違いを分かりやすく説明していきます。
「お礼」とは?
お礼とは、感謝の気持ちを表すことをいいます。
また、その気持ちを表すための言葉や贈り物、行動などを指すこともあります。
人からプレゼントをもらったり、親切にしてもらった際などに「ありがとうございます」と言葉をかけることもお礼になります。
それから結婚祝いをいただいた人に対し、お礼として品物を手渡したりもします。
「謝意」とは?
謝意とは、人の好意や親切などに対する感謝の気持ちのことをいいます。
また、謝意には自分の過ちを詫びる気持ちという意味もあります。
謝意の「謝」という漢字には「礼を述べる」という意味と「あやまる」という2つの意味があり、謝意にも感謝の気持ちとお詫びの気持ちという2つの意味があるのです。
「お礼」と「謝意」の違い
お礼も謝意も、人の好意や親切に対する感謝の気持ちを表しています。
ただし、お礼は感謝の気持ちを表すための言葉や贈り物を指す場合もあり、謝意にはそういった意味はありません。
また、お礼は感謝の気持ちだけですが、謝意にはお詫びの気持ちという意味もあります。
「お礼」の例文
・『観光地を案内してくれた友人にお礼として夕食をごちそうしました』
・『誕生日プレゼントに花束が届いたので、後でお礼の電話をしたいと思っています』
・『電車で席を譲ってくれた人に「ありがとう」とお礼を言いました』
「謝意」の例文
・『ここにいる皆さんに心から謝意を表したいと思います』
・『彼の言葉は口先だけで言っているようで、謝意を全く感じられませんでした』
・『先生に謝意を伝えることができて良かったです』
まとめ
お礼も謝意も感謝の気持ちを表す言葉です。
お礼は感謝の気持ちを表すための言葉や贈り物、行動を表す場合もありますが、謝意にはそういった意味はありません。
また、謝意は感謝の気持ちだけではなく、お詫びの気持ちを表すこともあります。