この記事では、「見出す」と「発見」の違いを分かりやすく説明していきます。
「見出す」とは?
見出すは、みだすと読むのが正解な読み方です。
文字で記されたこの言葉を目にすれば分かる事ですが、みるや自分の考え等の意味を持っている見の漢字に、隠れているものを表にだすとか、外へと動かすといった意味の出すの文字を組み合わせる事で完成した言葉となっています。
以上の事から見出すは、見付け出すや見出すという意味を示すのです。
他に見出すは、見始めるという意味も表現出来ます。
「発見」とは?
発見は、はっけんと読むのが正しい読み方となっているのです。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事ですが、初めて外に出るとか、矢を放つといった意味を有する発の漢字に、みるやみえる、あらわれる等の意味がある見の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ発見は、まだ知られていなかった事を見付け出す事や、分からなかった存在を見出す事を表すのです。
「見出す」と「発見」の違い
「見出す」と「発見」の違いを、分かりやすく解説します。
見出すと発見の文字表記を比較すると、出すと発という文字の違いがある事に気付けるものです。
逆に言えば見の漢字は同じであり、どちらも何かを見付け出す、という意味を所有している言葉となっています。
とはいえ見出すは、シンプルに何かを見付け出すとか、見始めるという意味を示すのです。
もう一方の発見は、まだ知られていなかった存在を見付け出すという意味を表します。
まとめ
2つの言葉には共通する漢字が存在するだけでなく共に、見付けるという意味合いを指し示す言葉同士です。
ただし同じ様な意味でもニュアンスには違いがあるので、それぞれの言葉の意味を把握する事で問題なく使い分けを行う事が出来ます。
ちなみに見出すは、何かを見出すとか、見始めるという意味の言葉として利用されているのです。
対する発見は、まだ知られていなかったものや、不明だった存在を見付け出すという意味の言葉として使用されています。
