心の中の思いや気持ちを表す言葉には「心情」や「真情」があります。
この記事では、「心情」と「真情」の違いを分かりやすく説明していきます。
「心情」とは?
「心情」とは心の中に存在する思いや感情、気持ちを表す言葉であり色々な場面で使うことが可能です。
「心情」は物事や出来事に接した時に感じた思いを表す時にも使います。
国語の問題では作品や小説のキャラがどのような「心情」を持っているかを尋ねるものが存在します。
「心情」の類義語には「心境」があり、こちらは心の状態やその時の気持ちを表す時に使う言葉です。
「情動」は急激な心の変化や感情を表す時に使う言葉です。
「真情」とは?
「真情」とは嘘や偽りがない気持ちを表す時に使う言葉です。
「真情」はこの意味から真心を表す時にも使うことが可能です。
「真情」はこれ以外にも心が曲がっていない状態や誠実な性格を表す時にも使います。
さらに「真情」は真実の状態や内容、実情を表す時にも使います。
「真情」の類義語には「真面目」や「真正直」、「真意」、「素直さ」が有名です。
「心情」と「真情」の違い
「心情」は心の中に存在する気持ちや感情を表す言葉です。
「真情」は?偽りがないことや真面目な性格、真心などを表す時に使います。
「心情」は国語のテストや試験問題として出されることが多く、現実のコミュニケーションでもこれを理解する必要があります。
「心情」の例文
・『彼の心情は察することが可能だが、それでもいくつか腑に落ちない点があります』
・『そのキャラの心情がありありとイラストで描かれていて凄いと思います』
「真情」の例文
・『彼女の真情さに自分は参ってしまって、強く抱きしめました』
・『主人公の真情さは丁寧に描かれていたので、ラストのどんでん返しには驚きました』
まとめ
「心情」と「真情」はどちらも「しんじょう」と読む言葉ですが、それぞれ意味やニュアンスが違います。