この世の中に生きている昆虫の種類は100万とも言われ、一番たくさんの種類が存在する生物で、実は今でも新しい種類昆虫を「見つけた」というニュースが伝えられています。
それでは、この「見つけた」とはどういう意味でしょうか。
また、「発見した」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「見つけた」と「発見した」の違いを分かりやすく説明していきます。
「見つけた」とは?
「見つけた」とは、いうまでもなく「今まで見えていなかったものを見つけた」という意味で使われる言葉です。
英語では「find」と言われ、日本の古語の「みつく」つまり「見付く」からきており、「見て印をつける」という意味でした。
印をつけるということが新しいものを認知するという意味になり今のような使用法になりました。
「発見した」とは?
「発見した」とは、いうまでもなく「今まで認知されていなかったものを見つけた」という意味え使われる言葉です。
前述の「見つけた」とほぼ同じ意味で使われますが、違いに関しては次の項で説明します。
「見つけた」と「発見した」の違い
「見つけた」と「発見した」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、何か新しいものを見つけるという意味で使用されるという部分は同じですが、どこが違うのでしょうか。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら、「見つけた」はカジュアルな言い方で、「発見した」はフォーマルな言い方ということになります。
つまり、一般の会話や文章では「見つけた」を使うが、政府発行の広報や、学術文書のようなものにおいては「発見した」を使うのが適切ということです。
「見つけた」の例文
・『あなたが見つけたのはよく見られる種類です』
・『草むらの中でバッタを見つけました』
「発見した」の例文
・『田中教授が新しい種類の昆虫を発見しました』
・『今までの歴史認識が覆るようなことを発見しました』
まとめ
この記事では、「見つけた」と「発見した」の違いを、解説してきました。
序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。
この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。