この記事では、「出会い」と「逢着」の違いを分かりやすく説明していきます。
「出会い」とは?
出会いは、であいと読むのが正しい読み方となっているのです。
文字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、でるやだすといった意味を持っている出の漢字に、あう事とか対面といった意味の会いの文字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ出会いは、出会う事や思いがけない形で会うという意味を表すのです。
具体的には、彼との出会いは、といった様に、初めて誰かや何かと出会った際に使われる事が多い言葉となっています。
「逢着」とは?
逢着は、ほうちゃくと読むのが正解な言葉です。
漢字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事ですが、会うとか出会う等の意味を有する逢の漢字に、いきつくやきる等の意味がある着の漢字を組み合わせる事で完成した言葉となっています。
以上の事から逢着は、出会うや出くわす、行き着くといった意味を示すのです。
ただし日常会話では用いられる事はほとんどなく、小説等で見掛ける事がある位の言葉となっています。
「出会い」と「逢着」の違い
「出会い」と「逢着」の違いを、分かりやすく解説します。
出会いと逢着の文字表記を比較すると、使用している文字も読み方も全然違う言葉同士であると直ぐに気付けるものです。
所がどちらも、出会うという同じ意味合いを所有している言葉同士である点が、ややこしかったりします。
とはいえ出会いは、思いがけず会う事とか巡り会いといった意味があり、日常的にも使用されている言葉です。
一方の逢着は、出くわすや行き当たるといった意味がありますが、日常的にはほとんど見掛けない言葉となっています。
まとめ
2つの言葉には共通する文字はなく、読み方も似てはいません。
ですがどちらも、出会う事という同じ意味を指し示す事が出来る言葉同士です。
ただし出会いは、巡り会うや思いがけない形で会うという意味を持ちつつ、日常的に利用されている言葉となっています。
対する逢着は、出くわすとか、行き着くといった意味があるものの、日常的にはほとんど駆使されず、現在では小説等で見掛ける程度の言葉です。
