「レパートリー」や「演目」は劇団や演奏家などが使う言葉であり、それぞれ意味が違います。
この記事では、「レパートリー」と「演目」の違いを分かりやすく説明していきます。
「レパートリー」とは?
「レパートリー」とは劇団や演奏家がいつでも上演できるようにストックしてある「演目」や曲目を表す言葉です。
「レパートリー」は英語で“repertory”と書きます。
「レパートリー」は劇団や演奏家に限らず、パフォーマンスする人や創作者がリクエストを受けた際に出す作品のストックを表す時にも使うことが可能です。
さらに「レパートリー」はその人が技量を発揮できる範囲や領域、種目を表す時にも使います。
「演目」とは?
「演目」とは上演される演劇や曲の題名を表す言葉です。
「演目」はあらかじめ予定表やチラシに掲載されることも多く、そのテーマを表す言葉なので印象に残るものが使われます。
「演目」は英語で「プログラム」と表します。
「プログラム」はこれ以外にも計画表や番組、コンピューターへの指示などを表す時にも使う言葉です。
「レパートリー」と「演目」の違い
「レパートリー」は劇団や演奏家がいつでも上演できる「演目」や曲目のストックを表す言葉です。
「レパートリー」はこれ以外にも自分の能力や技量で可能な範囲や領域、分野を表す時にも使います。
「レパートリー」の例文
・『その劇団のレパートリーはとても豊富であり、即興劇もすごく面白いです』
・『料理のレパートリーを増やしたいと思っていますが、まずは基礎をもう一度学び直すつもりです』
「演目」の例文
・『その演目を表す言葉がどうも決まらないので、少し息抜きすることに決めました』
・『個性的な演目が書かれたチラシを受け取ったので、行ってみようかなと思いました』
まとめ
「レパートリー」は即興で上演できる「演目」や曲目のストックを表す言葉であり、他にも能力や技量に応じで可能な領域や範囲を表す時にも使うことが可能です。