「なんだかんだ」と「そうこうして」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「なんだかんだ」と「そうこうして」の違いとは?違い

この記事では、「なんだかんだ」「そうこうして」の違いを分かりやすく説明していきます。

「なんだかんだ」とは?

なんだかんだとは、「あれやこれや、ああだこうだ、いろいろ」といった意味を持つ言葉です。

騒動や悶着などネガティブなことを表す場合に用いられます。

漢字では「何だ彼だ」と書きますが、あまり漢字を使うことはありません。

「彼だ」「かだ」と呼んでいましたが、「何だ」「なんだ」と読むのでその語呂合わせで「かんだ」というようになりました。


「そうこうして」とは?

そうこうしてとは、あれやこれやと色々な物事を行っている状態のことを表しています。

「そうこう」には「あれこれと、何やかやと」といった意味があります。

「そうこうしているうちに」という言い回しで用いられることが多い表現です。

「そうこうしているうちに」は、成り行きを見守っているうちに物事が進行していた様子を表しています。

漢字では「然う斯う」と書きますが、あまり漢字で書くことはありません。


「なんだかんだ」と「そうこうして」の違い

なんだかんだもそうこうしても、あれこれと何かをしている状態を表すことが多いです。

なんだかんだはネガティブな事柄に対して用いられることが多く、そうこうしてには成り行きを見守っているというニュアンスがあります。

「なんだかんだ」の例文

・『せっかく旅行に出かけても彼はなんだかんだ文句ばかり言っている』
・『上司からなんだかんだ仕事を言いつけられて、休憩する暇もない』

「そうこうして」の例文

・『そうこうしているうちに新幹線は目的地に到着した』
・『そうこうしていたら全員が既に集合していた』

まとめ

なんだかんだもそうこうしても、あれこれと何かをしている状態を表すことが多いです。

なんだかんだは、騒動や悶着、不平不満などネガティブな事柄に使われることが多くあります。

また、そうこうしてには、成り行きを見守るというニュアンスが含まれます。

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