「だんだん」と「次第に」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「だんだん」と「次第に」の違いとは?違い

この記事では、「だんだん」「次第に」の違いを分かりやすく説明していきます。

「だんだん」とは?

だんだんは、段々と漢字で表記する事も可能な言葉です。

文字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、上方へ高くのぼる様に重なる台状のものといった意味を持っているだんの文字を、重ねる事で成立した言葉となっています。

だからこそだんだんは、順を追ってゆっくりと変化して行く様子や次から次へと続く様を表すのです。

他には、幾つか段があるものとか、階段を意味する言葉として使われています。


「次第に」とは?

次第には、しだいにと読むのが正解な言葉です。

文字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事ですが、つぎや順序等の意味を有する次の漢字に、並ぶ順序とか段階といった意味がある第の漢字を加え、最後に平仮名のにを足す事によって生まれた言葉となっています。

以上の事から次第には、物事の状態や程度等が少しずつ変化したり、進行して行く様子を示すのです。

或いは順序に従って物事を行う様、といった意味の言葉として用いられています。


「だんだん」と「次第に」の違い

だんだんと次第にの文字表記を並べて見比べを実行してみると、使用されている文字も読み方も全然違う言葉同士であると直ぐに気付けるものです。

所がどちらも、徐々に変化して行く様、という同じ様な意味を所有している点が、厄介な部分だったりします。

とはいえだんだんは、段々と漢字で表記される事も珍しくなく、順を追ってゆっくりと変化して行く事を表すのです。

一方の次第には、物事の程度とか状態がゆっくりと変化する事を示します。

まとめ

2つの言葉には共通する文字はなく、読み方も似ている訳ではありません。

ですが共に、少しずつ変化する、という似た意味合いを指し示す言葉同士である点がややこしかったりするのです。

ただし、だんだんは、順を追いつつ少しずつ変化して行く様を意味する言葉として使われています。

対する次第には、物事の程度や状態が少しずつ進行したり、変化して行く様子を意味する言葉として用いられているのです。

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