「言魂」と「言霊」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「言魂」と「言霊」の違いとは?違い

この記事では、「言魂」「言霊」の違いを分かりやすく説明していきます。

「言魂(ことだま)」とは?

「言魂」とは「古代の日本において、言葉に宿っていると信じられていた不思議な力」を意味する言葉であり、「言霊」の別表記になります。

「言霊」は発した言葉通りの結果を現す力があるとされていました。


「言魂」の使い方

「言魂」は名詞として使われています。


「言霊(ことだま)」とは?

「言霊」とは先述した「言魂」と同じく「古代の日本において、言葉に宿っていると信じられていた不思議な力」を意味する言葉です。

「言魂」とは別表記の関係に当たります。

「言霊」の使い方

「言霊」は名詞として使われています。

「言魂」と「言霊」の違い

「言魂」「言霊」はどちらも「古代の日本において、言葉に宿っていると信じられていた不思議な力」という意味を表す言葉であり、二語は表記違いの関係に当たります。

したがって、どちらの表記を用いても間違いということにはなりませんが、基本的には「言霊」と表記されるケースが多いようです。

「言魂」の例文

・『古い時代では言魂を利用した呪術や占術などが存在していた』
・『言魂を操る霊媒師を主人公にした漫画が現在、人気を博しているようだ』
・『言魂をテーマにしたホラー映画が今年の冬に公開される予定だ』

「言霊」の例文

・『彼の言葉には周囲の人々を奮い立たせ、魅了する言霊のようなものがあるようだ』
・『言葉には言霊が宿るので、ネガティブな言葉はあまり口にしない方がいいらしい』
・『言霊という考え方は古代の日本のみならず、世界各国に存在しているようだ』

まとめ

「言魂」「言霊」はどちらも「ことだま」と読み、「古代の日本において、言葉に宿っていると信じられていた不思議な力」という意味を指し示します。

二語は表記違いの言葉になりますが、「言霊」の表記が用いられることがほとんどということでした。

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